Tuesday 23 February 2010

vol.334 世界中に響いたK.D LANG のHallelujah



バンクーバー冬季オリンピックの開会式のブライアン・アダムスとネリー・ファータドの"bang the drum"はさすがだった。
息のぴったりあったコラボレーションで一気に会場の熱を上昇させた気がする。カナダには”セリーヌ・ディオン”という超大物歌手がいるが、ブライアンとネリーの声の相性は抜群で大正解だった。そして、いつもとは雰囲気の違うネリーも私にとってはサプライズだった。
そして、モダンバレエの集団と共にサラ・マクラクランが登場。カナダが生んだグラミー賞歌手にため息がもれる。


しかし次の歌手こそ、最も”カナダ”という国を象徴していた。
その目にこそ「男性」に映ったかもしれないが、K.D LANGは「女性」である。そして、彼女は今よりさかのぼること約20年前には性同一障害をカミングアウトしていた。("障害”と表現するのは間違っていると思うが)
カナダは人種にも性別にも寛大な先進国。彼女を通して、カナダの国のあり方が表現されていると感じた。
そして彼女の歌う"ハレルヤ”は世界中の人々の胸を打ったに違いない。


現在オリンピックの規定により、youtubeは動画の配信ができなくなっており音声のみになります。








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