Monday 28 September 2009

vol.285 your favorite enemiesに愛をこめて


オバマ大統領が草の根運動(ネットなどのSNSの利用で偏りのないプロモーションすること)で、奇跡の当選を果たしたように、Your Favorite Enemies(以下YFE)の活動はそれに匹敵するものがある。


YFEについての詳しい説明はコチラ 
世界中のSNS利用(そう、彼らはあのmixiも使っている! )で世界中にファンを獲得し、世界各地にプロモーションボランティアも獲得し、彼らの活動は第3ステージに突入したといっても過言ではない。特に親日家でメインボーカルのALEXは、世界一の自殺大国の日本の現状を数年前から把握し、自分たちの音楽にメッセージを込め発信した。様々なSNSを通して、またはクチコミでそのメッセージは広がり続け、現在日本にはYFEファンが何万と存在する。


彼らの音楽は「病み」ではなく「闇」でもなく、「希望」。
「病み・闇」を共有するだけのダークサイドのバンドとはまた違う。


ひとは自ら「孤独」を選んだら終わり。関わり、繋がるべきである。
彼ら自らファンに対してメールやコメントの返信を続けている理由はそれだ。もちろん、ひとりひとり返信のメッセージは違う。ファンであれ、アーティストであれ、一対一の会話なのである。この「繋がり」はすごい力を生み出す、絶対に。そう思いながら、彼らの行く先を見守り・サポートすることとしよう。


余談。
final fantasyのサントラにも参加しただけあって、アニソンがやけに似合うと思うのは私だけ?
micks的には世界観が「北斗の拳」とか「AKIRA」なんですけど。




Your Favorite Enemies japan community

Wednesday 23 September 2009

vol.284 【コラム】ギャル世代アラサー女子の本音





とにかく今元気なのは「アラサー世代」。私たちが25歳に差し掛かる頃、アラサー志向の雑誌はみるみる新しく登場し、ギャルとおばさんの間にもう一枠、女の世代を作り上げた。昔「女子高生ブーム」のまっただ中にいた私たちは、バブルは終わり、大不況といわれた時代「お金・贅沢」ではなくとにかく「楽しく」過ごすことに徹して青春時代を過ごしてきた。お金がないから楽しめないわけではなく、オシャレできないわけではなく、とにかくなんでも自分たちで作り上げてきたのだ。アムロちゃんの歌詞にもあったように「つまらなければ、おかしくすればいい!!!」なのである。
 そんな私たちが30歳。そのマインドは変わらず、でも大人になった。あの頃「大人・世間なんかわからない」といちいち反抗的になっていたのも「とりあえずあの頃の私たちは暇だったんだよ(爆)」と笑いとばせるくらいに。
30歳を迎えたモデルたちが、「30歳になったら肩の力が抜けて楽になった。」と雑誌の対談に語っているのを見て、「そうか。30になったら逆に楽になるのか。」と単に片付けてしまうのは間違っている。27歳~30歳までの3年間を自分自身と戦った結果、それにつながるのだ。いろんなことの焦りや、恋愛や仕事、夢、過去が走馬灯のように(これ本当よ)頭を駆け巡るから。そこから目をそらさず、大切なものだけを選んでいくようなそんな期間。世間体を選ぶならそれでもいい、自分自身の価値観でつっぱしりたいならそれもいい。そして、30歳を目前にして、自分が見えてくる。だからこそ楽になる。バリバリ働いていようと、子育てをしてようと、結婚しようと、この期間をブレブレで自分から目をそらしながら過ごしたひとはきっとなりたくなかった「30歳」になるのだろう。
 そして間違ってほしくないのが、今の時代「やりたい仕事」も「家庭」も(または恋愛も)両立!! でなければいけない理由はない。早くから家庭に入った同い年の友達がアラサー世代の働くママがのっている雑誌を読んで「やっぱこうじゃなきゃいけないのかな‥」とつぶやいていたけど、彼女は最高のママ。全然輝いてます。仕事で地位もあり、子供もいるママはかっこいい。でも彼女たちは人並みでない努力をし、雑誌では読者に夢を見せていてくれている部分もある。彼女たちでさえ、理想を雑誌上で表現している部分もある。今の時代、子供を持つアラサー女子がそうでなきゃいけない理由なんてまったくない。
 30歳は通過点。でも女にとってとても重要な通過点。年上の友人が言った。「30代ってモテるよ(笑)!」うん、彼女を見ていてそう思う「30代なんてもう無理」と言っているひとがいたら、きっと年齢じゃなく、そのひとに問題あり!! これ絶対。
ギャル時代から「25歳以上とかヤバイ」と思い続け、いざ自分が到達すると「ん?そうでもないぞ。全然楽しいぞ。」と想像とのギャップに驚いてきた私は、30歳になって今でもそのギャップは続いている。「全然楽しい」のだ。そう感じている時点ではきっと私は「終わって」ない。それが、おばあちゃんになるまで続いてほしいと願っている。

Sunday 20 September 2009

vol.283 【コラム】がらくた整理パワー 〜奇妙なシンクロ 

10日の夜、突然ここ1年以上着ていない服をまとめ始めた私。ぱっと思い立つ瞬間というのは、インスピレーションが働いたということでありとても大切なこと。好き、嫌いを抜きにして、ほんとに着ていないものは勇気を持ってひとつの袋にまとめ、部屋から出した。


この何気ない行動、スピリチュアル的に言うと「空間デトックス」といって、自分のサイクルを活性化するのにはすごくいいことなんだそう。
そして、昨日気づいたんですが、同じタイミングでジーニーさんのブログ にも同じ内容がUPされている。これにはかなりびっくり。どうやら2009年9月9日という999の日というのに意味があり、この前後は物に限らず「古いもの・手放せなかった物(こと)を処分する」のにかなり有効なんだそう。


感覚のとぎすまされている人は、すでに何かを「処分した」ひとは多いのでは?
まだ、いろんな物をため込んでいる人は、毎日一つでもいいので、不要な物を手放すだけでもいいそうです。




Friday 18 September 2009

vol.282 だめなケーキに愛情

最近はホームパーティー三昧。
好きなお題をきめて、 メインシェフを交代でつとめる。

今回は友人E。テーマは「イタリアン」!!

なので友人Yと私はソファーで歓談。出てきたものを食べるだけ。

前にメインシェフを勤めた私はそのラクさの味をしめてしまいました。

ひとに作ってもらうってかなり幸せ。


その間、8月末にバースデイだったEのために、Yと私はケーキ作り。
酔っぱらいながらかなり適当に作ったため、

不審なケーキができました。。。。








失敗作だと思って、みんなで手でちぎって生クリームディップして食べたところ、


とてもおいしかったです。
もしかして成功してたんじゃ????(汗) 


写真はだめーなケーキと友人E。


見た目は悪いけど愛情つまってるとおいしい。

Tuesday 15 September 2009

vol.281 Fool's Garden "dish of the day"







ザ・ビートルズが世界に与えた影響。それは今でも進行形で、世界の音楽シーンで息づいている。アメリカからエモ、オルタナティヴの若いエネルギーが爆発している今(かねてからmicksが一押ししていたBoys like Girls 含め)でも、ヨーロッパ出身のバンドのルーツを辿ると、やはりザ・ビートルズなのである。
今では「イギリスっぽい音」と表現されるかもしれないけど。


そんなビートルズの影響を受けていてなおかつ自分たちらしいポップロックに仕上げているのがドイツ出身のFOOL'S GARDENである。息の長いバンドで、90年代から今までコンスタントに作品を発表し続けている。内容もFOOL'S GARDENさを忘れないうえ、80sロックな雰囲気を保ち続けている。彼らの楽曲の要所要所に現れるビートルズの面影とミックスされた80sロックの息遣いを感じながから是非聴いて欲しい。


彼らの中で最も有名なのはこの"dish of the day"というアルバム。名曲"Lemon tree"はヨーロッパ各国でシュマッシュヒットしたビートルズを彷彿させる愛らしい一曲。しかし、この曲の印象からアルバムを聴いてみるとその多面性に驚かされるだろう。



Sunday 13 September 2009

vol.280 congratulations!!




せな幸せな親友の結婚式。
金曜日だったのでもちろん仕事を休んで
朝から結婚式それから次の日の朝までずーっとパーティー!
この二人のことはいつも近くで見てきたからね。


congratulations!!yasuko and K.I.N san!! xoxoxo

Saturday 12 September 2009

vol.279 【こぼれ話】海に投げた手紙入りの瓶が自宅近くで発見





ノースカロライナ州の沖、960キロの海上でクルーズ中に手紙を入れた小瓶の海に投げたミーガン・ミロデューちゃん(8)の手紙が、なんとミーガンちゃんの自宅のあるマサチューセッツ州ビニヤードサウンドで発見された。海流の流れから、ヨーロッパに流れ着くと思われた小瓶は、奇跡的にミーガンちゃんの跡を追うようにして自宅から30キロの海岸に到着した。

丁度夏休みで遊びに来ていたコロラド州のテディ・へリック(11)さんが発見したが、なんとテディさんは海で小瓶をひろい、手紙の主と文通をする物語を読んだばかりで、とても驚いたという。二人はこれから文通をはじめ、親交を続けていく。


小瓶に入った手紙ってなぜかロマンチックです。

Wednesday 9 September 2009

vol.278 【コラム】2001.9.11


2001年9月11日、あの日私は友人とカフェで待ち合わせていた。東京は残暑の強かった日の夕方。アイスコーヒーが終わりかける頃、携帯に何気なく目をやると「緊急速報」という見たこともないメールが来ていた。
「ニューヨーク貿易センタービルに旅客機が激突。」たわいのないおしゃべりで溢れる店内で私はひとり、この後のメールでさらに真っ青になる。「2機目の飛行機がニューヨーク貿易センタービルに激突。国防総省ペンタゴンにも旅客機が墜落。」これは、事故なんかじゃない、と思った時、遅くなってごめんね~と現れた友人に私は言った。
 「アメリカがすごいことになってる‥。」
 外に出るとものすごい低空飛行で自衛隊の飛行機が飛んでいて、思わず私たちは無言になる。街頭のモニターが煙を上げる世界貿易センタービルを映し出していて、そこにいる人たちはただ呆然とその映像を見ていた。
「‥これって戦争じゃない?」私たちは顔を見合わせて言った。生まれて初めて「戦争」を過去の出来事としてではなく、今の現実として実感した瞬間だった。アナウンサーが「現在、日本上空の航空機も所在確認を急いでいます。」とただ事ならぬ様子で呼びかけている。
2001年9月11日、変わることなく続いていくだろうと思っていた平和が、こんなにもろい土壌の上で成り立っていたことを実感させられた日。
never forget.  

Monday 7 September 2009

vol.277 【micks push】これからの季節彼らの音と出かけたい the do



これからの季節ipodに欲しいのは、まさにこういう音なのである。日本で言うなれば、LOVE PHYCEDELICOまたはthe ting tingsの北欧版?とにかくオシャレな気分になること100パーセント保証


ここで聴けます

Saturday 5 September 2009

vol.276 my style London2: 大好きな道みつけた! cockpit steps

6〜7月にかけてロンドンの親友宅にステイしていた時、
昼間仕事をしている彼女のいない時間はひとりでロンドン中をブラブラ。
気の向くままに歩いていました。
そこで、本当に思ったこと、

「ロンドンって細かい路地にまで名前がちゃんとついてるのねー!」

どこの道にも白い看板に名前が書いてあるの。

ここは、st.james' park駅の近く。ランチタイムに丁度居合わせた私は何やらビジネスマンたちが続々吸い込まれていく謎の路地を発見。ビルの一角にみんな消えていく。


何やらどこへ向かうのか、私も後をつけてみるw


ここがcockpit steps! 小さな抜け道の階段。


ここを抜けると…


なんと目の前はst. James' park!! 
そうです。みなさんランチライムにこの公園に向かっていたのです。
ビルの一角に公園までのあんな抜け道があるなんて、ほんとにオシャレ。
天気のいい日は、学生もビジネスマンもみんな公園でランチ。
しかもかなり混みまくり。
この公園の向こう側にはあのバッキンガム宮殿があります。


Friday 4 September 2009

vol.275 DJ AMは自殺説が濃厚 恋人と別れていた?

【速報】DJ AM死去 オーバードーズか?
 
突然親友を失ったトラヴィスのメッセージ to ADAM a.k.a DJ AM 


AMの口の中には錠剤が飲み込まれずに残っていたことから、大量の鎮痛剤を服用した疑いもあり、現在も慎重に捜査中。第一発見者によれば、部屋のドアは内側から大きな鏡で封鎖されていたし、机にはヘイリーからのプレゼントが並べられていたとのこと。
飛行機事故の精神的後遺症に悩まされていたAMは、そのストレスから耐えきれずに更正していたはずのドラッグを再開していた可能性もあるという。MTVのドラッグ更正番組にも自らの体験を語るなどして出演もしていた。
この突然の知らせを受けたあと、友人らに付き添われ震えながら部屋を訪れるヘイリーの姿も目撃されている。


とにかく、偉大なDJを失った。
彼のプレイ音源を落とした2枚のCDはずっと私の宝物です。




R.I.P DJ AM

Thursday 3 September 2009

vol.274 【コラム】ちびまる子ちゃん




友人が「久しぶりにちびまるこちゃんの漫画を読んだらかなり泣けた」と言っていたので、しばらくちびまるこちゃんの話になった。何気ない日常だけど、大人になってなんとなく忘れてしまったものを思い出させてくれる。お互いに姉がいる友人と私はちびまるこちゃんはかなり現実とかぶる。そして、私はその時ぽっと思い出したある夏のエピソードを話した。
 「MちゃんがいるからYとは遊ばない。Sちゃんいこ!」
市民プールの帰り、姉はそう友達に言われて私の手をぎゅっとにぎりしめた。Mちゃんとは私のことである。常に姉について行きたかった私をその日もいやいや一緒にプールに連れていってくれた。もちろん、プールにいる時も私から目を離さず、姉は友達と遊びたくても遊べなかったのだ。
遠ざかる友達の背中を見ながら姉は「…べつにいいよ、帰ろう。」と言って私の手を引っ張っていつもと違う道を歩き出した。


家につくと、「おかえりー」と言いながら母が玄関先に出てきて、姉の異変に気づいた。「どうしたの?何かあったの?」そう声をかけられたとたん、ぱっと私の手を離して、姉は「わーーーん!」と大声で泣きはじめた。姉が私の前で大声で泣いたのは初めてだったので、びっくりした私はとてつもなく悲しくなってわけもわからず一緒に大声で泣いた。きっと幼い私でも、自分のために友達と遊べずにいた姉の気持ちと、悲しさをこらえて気丈に振る舞っていた帰り道の姉の気持ちに気づいたからだ。
まさしく、ちびまるこちゃん的エピソード。


どうやらちびまる子ちゃんの新刊が六年ぶりに発売!!


Wednesday 2 September 2009

vol.273 "iki" varttina


秋になってくると、北のほうの音楽を聴きたくなる。

フィンランドのVarttina は毎年私に、澄み切ったクリアな空気を連れてくる。特にこの"iki"というアルバムは、民族独特の弾けるような高速舞曲を封印し、ただただじっくり内面に語りかけてくるような内容。だからこそ、この季節にぴったり。


フィンランド語でも「永遠の呼吸」という意味の"IKI"という言葉。やはり、日本語との不思議な共通点がある。

Tuesday 1 September 2009

vol.272 Oasisから兄ノエルが脱退 「重大な決別」と




オアシスからノエルが脱退。彼らは先日の野外フェスのステージ裏で取り返しの付かない喧嘩をしたんだそう。 なんでも、ノエルの大切なギターを怒り狂ったリアムが大破。 他の出演者が「リアムとノエルがすごい喧嘩をしてる!これは普通じゃないわよ!」とtwitterに打ち込むほどの、騒動となった。いくら血の分けた兄弟でも、取り返しが付かなくなると他人よりも疎遠になったりします。 関係者の話によるとこれはいつもの兄弟喧嘩ではなくかなり「重大な決別」なんだそう。そして、正式にオアシスから兄ノエルは脱退。デビューしてからの15年間は今回のことを除けば夢のようだったとも語り、すでに自分の夢は大体叶った、とも語った。 


彼らは間違いなく90年代最高のロックスター。98年に武道館で彼らのライブを観ておいてよかった。その中でも、ノエルの歌うDon't look back in Anger は格別だった。ノエルはライブの時の大合唱に毎回エクスタシーを感じるほどだ、とも語っている。この歌詞は、ビートルズから影響をうけ、コード進行はショパンのパッヘルベルのカノン。オアシス哲学の詰まったドラマチックな一曲だ。


So Sally can wait, she knows its too late as we're walking on by
Her soul slides away, but don't look back in anger I hear you say


いつかギャラガー兄弟が共にまた、この歌を歌える日がくるか。